堂下了一(陶芸家)
今年は無農薬のお米づくりにも挑戦されるとのこと。
その作陶の様子も手のひらを通じて土と対話するように、目を閉じ、瞑想するように土に向かわれます。
蹴轆轤の回る静かな音だけが響く空間。
そして、新しい器の命が次々と生まれていきます。
私は以前に堂下さんの写真を撮らせていただき、堂下さんの器と私の写真とで合同展示をしたことがあります。
とある場所で料理を作らせていただいた折りに、非常に私の料理を引き立たせてくれる素晴らしい器がありました。
それは、洋でも和でもなく、云うなれば独特の「土」の世界。
そして、それが堂下さんの器でした。
話は戻りまして、堂下さんとの合同展示は私自身とても刺激的な経験でした。
空間を選ばず、写真とも喧嘩することなく、そこに器が「在る」。
その率直であるのままの存在が非常に心地よく、器と多くの時間を対峙した期間でした。
和食から、パスタなどの洋食も活きる。
器単体でも非常に美しく、土の存在と堂下さんの手の力を素直に感じさせてくれます。
そして、堂下さんご本人のお人柄と生き方も感じさせてくれます。
そんな堂下さんのワークショップはこちら。
◎曼荼羅 陶芸皿づくりワークショップ
象嵌技法による模様入りのお皿づくり。自分だけの世界で一つのお皿をハンコや棒で模様を描いたりしながら作ってみませんか。
参加料:当日会場にて
次回もどうか、お楽しみに。
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by nagicra
| 2015-04-29 23:11
| 作家紹介
堂下恵津代(弁柄染)
そんな恵津代さんによるワークショップはこちら。
◎弁柄染めワークショップ
天然自然の染料を使った染め物体験。
参加料:未定
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by nagicra
| 2015-04-27 23:37
| 作家紹介
糸日谷晃(木工からくり作家)
マグネットがついており、くっつくものなら「なんでも機械仕掛けにしてしまう」という遊び心が伝わってきます。
まさに、その矜持が伺える作品ばかりです。
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by nagicra
| 2015-04-25 09:23
| 作家紹介
豊本光織、恵子(ガラス作家)②
豊本さんの制作風景を間近で伺うことができます。
融点状態のガラスをまるで飴細工のように素早く回転させながら、 500円玉ほどの大きさのガラスに幾重にも及ぶ細工を施します。
小さなガラス玉の中にたくさんの物語が込められ、ひとつの世界が凝縮されます。
ステンドガラスの灯のような、人をホッとさせるあたたかさと優しさ。 まるで童話の世界から飛び出たような作品の数々。 そして、ずっと身につけていたい質感。 豊本さんと恵子さんの作品の特徴ではないでしょうか。
この日はバーナーワークを見学させていただきました。
工房では作品販売の他に体験教室も随時行われています。
また、地元小学校へ出張してのガラス細工教室も行われ、
ガラスを通して地元の子ども達にものづくりを伝えられています。
次回もどうぞお楽しみに。
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by nagicra
| 2015-04-24 07:22
| 作家紹介
豊本光織、恵子(ガラス作家)①
入り口には柔らかく可愛らしい看板が行き交う御客様を迎えてくれます。
豊本さんはステンドグラス作家のお父さんに師事され、
英国での技術研修を経て湯原温泉街に現在の工房をオープンされました。
その英国研修時に、数あるガラスの中で「とんぼ玉」という技術に着目しされ、
技術を磨かれました。
丁寧に作られた作品のひとつひとつに豊本さんのお人柄が表れ、
どこかホッとするようなあたたかさと優しさを感じることができます。
次回は豊本さんの制作風景についてのご紹介いたします。
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by nagicra
| 2015-04-23 14:36
| 作家紹介